毒草名 |
ノウゼンカズラ(凌霄花)、カンブシス |
学 名 |
Campsis chinensis VOSS. |
特 性 |
ノウゼンカズラ科 ノウゼンカズラ属、執着心の強いツル性落葉高木 |
花 期 |
7〜8月 |
仲 間 |
アメリカノウゼンカズラ、ヒメノウゼンカズラ、マダムガレン、コノウゼンカズラ |
毒部位 |
汁液 |
成 分 |
ラパコール(Lapachol) |
症 状 |
皮膚炎 |


「霄(そら)」を「凌(しのぐ)」ほど伸びるという意味の「凌霄(りょうしょう)」が「のうぜん」に変化していったと言いますが、ちょっと強引な感じもしますね。 |

よく庭先で栽培されていますが、花の汁液が肌に付くとかぶれを起すことがあります。誤って目に入るととても危険です。貝原益軒(1630-1714)は著書『花譜』の中で「凌霄花:其つる長数尺のとき、木を得てよぢのぼり、松の木に多くははゝしむ。藤かづらのごとし。花黄赤色なり。夏秋花ひらく。花を鼻にあてゝかぐべからず。脳をやぶる。花上の露目に入れば、目くらくなる。」と書いていますが、これはちょっと大げさですね。 |

初夏の姿です。さぁ咲くぞと、枝先にたくさんの蕾を付けています。

花のあとに出来る「さく果」です。結構大きくなるのもです。

「吸着根」といって、この根に捕まると逃げ道は無い........。
-------- ヒメノウゼンカズラ --------

≪MEMO≫
・アメリカノウゼンカズラ(Campsis radicans SEEM.)が More Better....。
・樹高:5〜10m
・「火のごとや 夏は木高く 咲きのぼる のうぜんかづら ありと思はむ」北原白秋 |
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